手作りアロマ・バスボム
バスボムって?
LUSHで人気の入浴剤です。ゴルフボールくらいの大きさで、お湯に入れるとシュワシュワ泡を出しながら溶けます。
バスボムの材料、約4個分。
重曹 300グラム
クエン酸 200グラム
好みのアロマエッセンシャルオイル 30~40滴
水 30ミリリットル
グリセリン 5グラム
コーンスターチ 50グラム
バスボムの作り方。
1.重曹とクエン酸とコーンスターチをボウルで良く混ぜます。よーく混ぜるのがコツです。
2.別の容器に水、グリセリン、アロマ精油を入れて混ぜます。ペットボトルに入れて振ってもOK。
3.1に2を少しずつ加えます。2(水分)が多すぎるとここでシュワシュワしてしまうので、ゆっくりと。
4.手で握って形が崩れないくらいになったら、手で丸めます。石鹸型やクッキーの型に詰め込むように入れるとかわいい形になります。
5.丸1日ほど乾燥させたら出来上がり。
アロマエッセンシャルオイルの他、ドライハーブやドライフラワーを混ぜ込むときれいな色になります。
お風呂で溶かした時もハーブが浮かんできて楽しいですよ。
お好みでアレンジをどうぞ。
かぼすのアロマテラピー
でも最近は日本由来のアロマもいっぱいあって、かぼすもその一つです。
アロマエッセンシャルオイルの有名なメーカーに生活の木、というところがあります。
ここは和精油シリーズと銘打って日本のアロマを販売してます。
私もヒノキを買ったことがあります。
生活の木は手作りコスメの材料もいろいろと出していて、おなじみさん。
材料だけかと思っていたら『生活の木』の手作り石けんのきほんこんな本も出ていてちょっとびっくり。これほしい。
話がそれました。
かぼすのエッセンシャルオイルも楽天で見かけます。
生活の木というブランドはあまり値下げをしないみたいで、どのショップでもあまり値段に変わりはありませんでした。
それじゃあ楽天みたくお店のポイント付く方がいいね、と。ついでにポイント10倍とかやってるといいね!
柑橘系の香りとしてかぼす。
日本人はやっぱり和の香りの方が落ち着くかもですね。
私の家では毎年大分のかたからかぼすをもらっています。毎年楽しみです。
香りの相性はレモンやらグレープフルーツやらと置き換えて考えて、私のお気に入りのフランキンセンスともいい感じです。
注意書き、かぼすに限らず柑橘系のアロマオイルには光毒性がある場合が多いです。光毒性というのは皮膚にアロマオイルが残っていると紫外線に過敏に反応しダメージを与えてしまうというもの。
というわけで柑橘系のアロマオイルを手作りコスメの材料にしたら、寝る前など数時間は日光に当たらない時間に使いましょう。
シアバターの手作りリップクリーム
リップクリームと言いつつ、つまりはクリームなわけで。
唇だって皮膚です、ちょっとばかり薄くてデリケートですが。
市販のリップクリームも普通にクリームとして使っていいです。
むしろ乾燥がひどい個所につけてやるとよく効きます。
シアバター リップクリームの作り方。
ほとんどシアバタークリームと同じですが、スティック状に固めたいのでビーズワックスを入れます。
ビーズワックスとは蜜蝋です。ミツバチの巣を溶かしたもの。プロポリスとかビタミン各種とかいろいろいいものが入っています。
材料。リップスティック1本分。
シアバター小さじ2
ホホバオイル小さじ半分(ナッツオイルでもOK、お好みで)
ビーズワックス小さじ1
材料を全部耐熱容器に入れて湯煎し、溶かして練る。
しっかり混ぜたらリップスティックの容器に入れて室温で冷まして固まったら完成。
容器は市販のリップスティックを使った後のでもいいですが、きちんと消毒しましょう。
プラスチックはもちろん煮沸NGです。エタノールあたりで。
蜜蝋というとロウソクやらフローリング床のワックスやらを連想するかもですが、手作りコスメの原料としても優秀です。
にきび対策のアロマオイル
ニキビはアクネ菌の増殖しすぎが主な原因なわけで、単純に考えても抗菌・殺菌・消炎効果があるアロマがいいです。
ついでに申し添えると、アクネ菌は必ずしも悪役ではなく皮膚の常駐菌として適度にいる場合には善玉菌として働いています。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。
ちなみに私はフローラルよりウッディ系が好きなので、そっちに偏ってるかもしれません。
にきび対策のアロマ。
カモミール。
抗菌、消炎、抗アレルギー作用。生理痛や頭痛の緩和にも効果あり。古くから婦人病の薬として使われてきたハーブです。ただ妊娠中は避けた方がいいそうです。ブタクサアレルギーな人はNG。
カモミールにはジャーマンカモミールとローマンカモミールがあって、ローマンの方がメジャーだがスキンケアにはジャーマンの方がいいです。
サイプレス。
消炎効果。赤ニキビに特にいいです。水分保持や肌の引き締めも期待できるので、混合肌の人におすすめ。
サイプレスも妊娠中はNGです。
サンダルウッド。
殺菌作用。お気に入りです。和名は白檀でお香のかおり。リラックス効果もありこの香りに包まれながらぼへらーとするのが好きです。アロマの説明というより好みの説明になってしまいました。
乳香ことフランキンセンスとも好相性、ブレンドもマル。
ラベンダー。
言わずと知れたアロマ・ハーブの有名人。(草?)皮膚の傷の治りをよくする、皮脂バランスを整える効果です。香り自体はあまり好みじゃなかったり。
ニキビに効くアロマオイルは他にもいろいろありますので、探してみてください。
ブレンドなんかは好みを探求すると楽しいです。
薔薇の化粧水 薔薇水ローション
香水も薔薇系をよく使っております。薔薇の香りはゴージャスだけど、けっこうリラックスもできると思うのですよ。
スキンケアもハッピーな気持ちで行うこと、大事だそうです。
アロマエッセンシャルオイルを使うのも、アロマ自体の効能もさることながら自分の好きな香りに包まれてお肌のお手入れ、という楽しいひとときが効くんじゃないかと思います。
前置きが長いですが、そのようなわけで薔薇の化粧水です。ローズウォーターです。
薔薇化粧水の作り方。
材料。
ローズウォーター 45cc(おおさじ3)
グリセリン 小さじ1/2
作り方。
材料を消毒済みのボトルに入れてシェイクシェイク。終了。
保存は冷蔵にて。
材料に好みで保湿材料(ヒアルロン酸やらフルーツ酸やら)などを入れても可。緑茶なども面白そうです。
薔薇だけに紅茶といきたいけれど、ここは日本人らしく緑茶で。薔薇とお茶は相性がいいと思いませんか。
手作りコスメ材料は、楽天のこのお店がおすすめ。なかなか手に入らないような材料がそろっています。
→手作り化粧品材料 マンデイムーン
手作りアロマクリーム
アロマはサンダルウッドです。日本名は白檀です。
白檀は香木として古くから有名。それこそ推古天皇の時代から使われていたとか。
仏像の原料の木としても人気で、精神的には瞑想してリラックス、身体的には免疫機能強化の効果があるということです。
サンダルウッドの抗菌作用は定評があるので、ニキビとかにもいいかもです。
サンダルウッドの手作りクリーム 作り方。
材料。
キャリアオイル 15g
ホホバオイルが無難かな。
乳化剤 小さじ1.5
グリセリン(植物性)小さじ1
水(精製水)30ml
サンダルウッドのアロマオイル 5~6滴
作り方。
耐熱容器にオイルと乳化剤を入れ、湯煎する。
別の耐熱容器にグリセリンと水を入れ、やっぱり湯煎する。
温まったらよくかき混ぜる。
沸騰の手前で湯煎からおろす。
材料を全部混ぜて、冷めるまでよくかき混ぜる。
温度が室温くらいになったらアロマオイルを垂らす。
しっかり冷めたらできあがり。保存容器へどうぞ。
乳化剤は乳化ワックス(エマルシファイイングワックス)が手頃です。
好みでオイルやワックスの量を調整してみるといいです。
アロマも例によってお好みで、ブレンドもいいです。
水もアロマウォーターにしてもいいかも。
フランキンセンスのアロマ化粧水
個人的好みからフランキンセンスです。
フランキンセンスは乳香。ちょっぴりエキゾチックでほのかに甘い香りがお気に入りです。
心への効果はリラックスして平静に。
体への効果は皮脂のバランスを保つ、炎症を抑える。古くは若返りのアロマと呼ばれていたそうで。
ただし妊娠・授乳中の方にはよくないそうです、ご注意。
フランキンセンス化粧水のレシピ。
材料。
アロマエッセンシャルオイル 1~2滴
精製水 100ml
精製水は軟水のミネラルウォーター、もしくはローズウォーターでもOKです。
グリセリン 5ml
グリセリンは手作りコスメでよく使う油脂で、保湿効果があります。アロマオイルと水を馴染ませます。
作り方。
清潔な容器に精製水を入れ、アロマオイルを垂らす。容器はガラス製を。
ガラス棒にてかき混ぜ。
グリセリンを入れてさらにかき混ぜ。
完成。
保存もガラス製のビンなど推奨です。
フランキンセンス以外のアロマでももちろんOKです。ブレンドしてもいいですね。
アロマオイルは変質防止のためガラス容器で作るなり保存するなりしたほうがいいです。
手作りコスメは容器にも注意
でもそれは傷みやすかったり、衛生対策が不十分だったりといったデメリットとも隣り合わせ。
手作りコスメに基本は「清潔な容器で作る」「作ったコスメはなるべくはやく使い切る」です。
手作りコスメの容器について、注意点をば。
容器・道具(混ぜ棒など)は石けんで洗った後、できるだけ煮沸消毒する。
瓶洗いブラシがあれば便利。100円ショップで売ってます。
材料をかき混ぜる際は手や指ではなく、よく洗ったor消毒済みの混ぜ棒を使う。
使用済みの容器にもう一度コスメを入れる時は、古い中身を捨ててよく洗って煮沸消毒する。
一度容器の中を乾燥させるとベスト。
ということは。
手作りコスメを保存する容器は、プラスチックよりもガラス瓶がお勧めです。
ガラス瓶なら残った材料も落としやすく、色やにおいが残る心配もないです。変質も平気。
遮光瓶だとなお安心。
欠点はプラスチックより耐久性が低い所でしょうか。
煮沸するから耐熱性も必要。
ちょっとばかりお高くても、ガラス瓶はいいものを買ったほうが長持ちします。
私はアロマオイルの空き瓶を再利用したりもしています。
シアバタークリームの作り方
オイルというかシア「バター」の名の通り、バターみたいな植物性油脂です。
シアバターはとても保湿性が高いので、クリームやらリップクリームやらに使われています。
ロクシタン社の丸い缶に入ったシアバタークリームはドラッグストアでよく見かけます。
シアバターは融点が32度。夏なら室温でも溶けちゃうくらいです。
体温でも溶けるはずですが、冷え性の人で冷えてしまってる場合は少々溶けにくいかも?
というところで、溶けやすくするためにキャリアオイルも使ったシアバタークリームの作り方です。
シアバター 大さじ1
キャリアオイル 大さじ1
キャリアオイルなら特に何でもOK。定番はホホバ?ナッツ系も相性がいいみたい。
シアバターとオイルを容器に入れ、湯煎して溶かす。面倒だったら電子レンジでも可。
粗熱を取る。
好みでアロマオイルを数滴。肌の弱い人は2~3滴程度にしておくのが無難。
練る。ねりねり練る。
完全に熱が冷めてなめらかになったら完成。
オーガニック・精製シアバター50g@楽天。このお店はキャリアオイルも置いていました。化粧品原料素材 > ベースオイルからどうぞ。
手作りコスメのメリットとデメリット
長所、メリット。
作りたてで新鮮。フレッシュ。
材料を自分で確かめてから手作りできる。
コスメの成分に詳しくなる。
アロマなど好みの調整ができる。
防腐剤、安定剤、乳化剤など不使用。
既製品より安い。財布にやさしい。
作る過程が楽しい。
短所、デメリット。
長持ちしない。冷蔵庫保管でも2週間程度がいいところ。(防腐剤などが入っていないから)
作るのが面倒な時もある。(ものによっては手間がかかるから)
本格的に作ろうと思ったら容器などけっこうそろえる物がある。(理化学器具セットとか化学の時間)
いざ作ってみたらイマイチなこともある。(普通にありがち)
手作りとか調合とか好きな人は楽しみつつどうぞ。
あとはお金がない人も。(笑)
カボスの手作り化粧水
普通は柚子で作るみたいですが、あえてカボスで挑戦。
材料。
カボスの種 4~5個分
日本酒 50ml
漬け込んだボトル、瓶は1日1回くらい振ってやります。
1週間から10日くらいでとろみが出てきたら完成。
そのまま使う、または精製水で2~3倍に薄めて使う。肌の弱い人は薄めたほうが無難。
カボス化粧水を薄めて使う場合は、傷みやすいので冷蔵庫にて保管します。
そのままなら化粧水というかジェルみたいかもしれないです。
日本酒は焼酎でもよい。アルコール濃度は20度程度が目安。
カボスの種は果肉から取り出したのち、洗わずにそのまま使います。むしろ種の周りのぬるぬるを使う。
カボス以外でも柚子やスダチなどの柑橘系の種でも化粧水を作ることができる。
カボスや柚子は季節ものだから、手に入らない時期は別の柑橘系で試してみるのもいいです。
米のとぎ汁 洗顔法
米のとぎ汁を使った洗顔法です。米ぬかの美容成分に期待。
期待する効果:美白。シミ対策。
ニキビにはいまいちらしい。
注意点!
米ぬか洗顔に使う米のとぎ汁の取り方。
普段食べているお米のとぎ汁でOK。無洗米は米ぬかがないからNG。
一度たっぷりの水で軽くすすぎ、ゴミやほこりを落とす。この水は捨てます。
それからひたひたの水で指で米をもみこむようにとぐ。米同士をこすり合わせてぬかを取るのを意識します。
このとぎ汁を洗顔に使います。
米のとぎ汁はなまものなので、すぐに使いましょう。
すぐに使えない場合は冷蔵庫で保存を。ただし数時間が限界です。古くなった米のとぎ汁は使わないこと。
米のとぎ汁を洗面器に移し、ぬるま湯で2倍程度(お好み)に薄めます。原液ではちょっと濃い。
W洗顔を済ませた清潔な肌に、薄めたコメのとぎ汁でぱしゃぱしゃと洗顔します。
洗顔というより米のとぎ汁リンスに近いかも。
1~2分くらいぱしゃぱしゃしたら終了。ぬるま湯で軽く顔をすすいで完了。
すすがないと刺激が強すぎるので注意。
タオルでふわっと拭いて、お疲れさまでした。